【両手でハノンなどの音階練習で親指くぐりが迷ってしまう人のためのエクササイズ】

音階練習で親指くぐりがいつも間違う子には魔法があって、ロ長調を例にするとルールとして右手は

鍵盤上に並んだ2つと3つのペアになった黒鍵の塊は同時に打鍵させ、親指だけがシとミを打鍵させる。
シドレミファソラシと弾く際、指番号は1 23 1 234 1
となりますが23 と234はクラスターみたいに必ず同時に打鍵します。響きは汚いけど。
こうすることで親指だけで打鍵する音が明確になり、すんなり弾けるようになります。

左手は開始音だけ4で弾いたら
32 1 432 1 の繰り返し。

ポイントは2鍵と3鍵の塊は、その間に親指をはさみながら必ず交互に出てくることを伝えます。

また、同時打鍵の時に、2鍵の時は2、3鍵の時は3と声に出しながら弾くのも良いかと。

「親指だけは弾いて残りは全て2鍵と3鍵の塊にして弾く」

調によって3鍵から始まるのもあるし左手は小指から始まる調もあるけど開始の小指は除外します。
短調も含めほぼ全ての調がこれで弾けるようになるし、もう一つメリットは同時打鍵することでキィ上に「今から弾く音」を前もって乗せておくことで弾きづらい和声短音階なども触感で掴みやすくなります。

子供にやってもらったら間違わずに弾けるようになりました♪

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